
実家の整理や倉庫の片付けをしていると、昔集めていたビックリマンシールが出てくることがあります。
その中でも特に高額で有名なのが「ヘラクライスト」です。
インターネットで検索すると高額取引されている情報も多く、
「ヘラクライストが出てきたから高く売れるかもしれない」
と思われる方も少なくありません。
しかし実際には、ヘラクライストには本物以外にもロッチ版などのパチシールが存在しており、査定額が大きく変わることがあります。
今回は、当店で実際に確認している見分け方の一つをご紹介します。
ビックリマンブーム当時は、本家ロッテのシールだけでなく、いわゆる「ロッチ版」と呼ばれるパチシールも数多く流通していました。
デザインは非常によく似ていますが、細かな部分を見ると違いがあります。
そのため、所有者の方が本物だと思っていても、実際にはロッチ版だったというケースは珍しくありません。
当店ではこれまで複数の当時物ロッチ版ヘラクライストを確認してきました。
その中で共通して見られた特徴があります。
それが、
**「首元の色」**
です。
本物のヘラクライストは、顔から首元まで同じ肌色で着色されています。
一方、当店で確認したロッチ版ヘラクライストの多くは、顔は肌色で着色されているものの、首元部分が白く抜けています。
まずは顎の下あたりを確認してみてください。
顔と首元が自然につながっている場合は本物の特徴に近く、首元だけ白く抜けている場合はロッチ版の可能性があります。
左が本物、右が偽物
偽物
本物
色違いでも同じく、こちらも左が本物、右が偽物
偽物
本物
正確な理由は分かりません。
ただし、当時のパチシールは本物を参考に制作されていたと考えられており、細かな着色部分までは再現されなかった可能性があります。
特に首元のような細部は見落とされやすく、その結果として本物との違いが残ったのかもしれません。
もちろん、首元だけで全てを判断できるわけではありません。
印刷違いや復刻版など、さまざまなバリエーションが存在します。
しかし、
という点で、非常に有効な簡易チェック方法だと考えています。
査定で意外と多いのが、
「ヘラクライストだから買取が高いと思っていた」
というケースです。
しかし実際には、
によって価値は大きく変わります。
そのため、ヘラクライストという名前だけで判断することはできません。
実家整理や倉庫整理で出てきたシールの場合、本物かどうか分からないのが普通です。
無理に調べたり仕分けたりする必要はありません。
当店では、本物・ロッチ版・その他のシールが混ざった状態でも査定しております。
もちろん本物ほどではありませんが、偽物のヘラクライストにも価値がありますのでご安心ください。
ヘラクライストが出てきたけれど本物か分からない。
そんな場合でも、お気軽にご相談ください。